6月半ばにはブラジルは新型コロナウィルス第3波渦中に突入すると見られている中、ちょうどその時期に開催予定のアメリカ・カップ(南米選手権)の開催地に選ばれました。
新型コロナウィルス感染者数では世界で3番目、死者数で2番目というのがブラジルの現状となっています。
ジャイール・ボルソナロ現政権の支持率が過去最低となっている時期に当初開催が予定されていたアルゼンチンが降り、代行開催地としてブラジルにオファーされました。
ブラジルはこれまでサッカーワールドカップや夏季オリンピック、また南米選手権などが開催され全て大成功に終わり、それらの経験が買われた形となりました。
今回の南米選手権、決勝戦は新型コロナウィルス感染症死亡者数がブラジル国内で最も多く同時にワクチン接種が最も進んでいる都市、リオデジャネイロのマラカナ・スタジアムで行われることになります。