台湾: パンデミックをどのようにして食い止めたのか ラエ、世界に向けてアルゼンチン

台湾国際ラジオ放送・インタビュー

一国家として国際機関から、そして隣国の中国からも認められていない台湾は新型コロナウィールス感染拡大を阻止することを実現しました。
既に4月16日には3日間連続で新たな感染患者0というマークを記録していました。
昨年12月以降、台湾は国境閉鎖を行い、外出を規制し、公衆の場でのマスク着用、社会的距離が遵守され、大人数の集会は自粛され、大規模な検査が行われました。
と同時に台湾政府は社会的隔離により発生した経済的損失を補うため多額に公的融資・資金を投入しました。
ラエ世界に向けてアルゼンチンの台湾国際ラジオ RTIのジャーナリスト そして同放送局スペイン語担当、アンドレア・ワン氏とのインタビューの抜粋お聞き下さい:

 

「台湾で最初の感染患者が確認されて3ヶ月が経ちました。そのどれもが国外で感染し帰国した人々でした。台湾は中国本土との地理的距離が大変近いこと、そして日々の海峡通過の交通関係で、最も早い時期から感染の影響を受けました。
政府当局の対応は迅速で、直ちに緊急事態委員会が構成され、毎日午後2時には正確なデイリーリポートが発表されています。今までのところ感染患者は僅か395人、中でも市中感染件数は55件に留まっています。
4月16日には 新たな感染患者数0 を記録しました。嬉しいニュースです。」

日本訳・ナレーション: 植田敬子
スペイン語インタビュー・制作: シルバーナ・アベジャネーダ
ウェブサイト: フリアン・コルテス

 


4月16日台湾は3日連続で新たな感染患者数0を達成しました。その時点での患者数は累積395人 (340件が国外感染で55件が市中感染)、6人が死亡となっています。全世界ではトータル230万件以上の感染件数が報告されています。