アルゼンチン中央政府は新型コロナウィルス感染症対策として、ソーシャル・強制・予防自宅隔離の続行を10月11日まで延長すると発表しました。さる金曜日発信されたテレビ・スポットではフフイ州、サンタ・フェ州、サルタ州やメンドーサ州で見られる新型コロナ感染の指数の増加は警戒を促すもので、感染件数の急激な増加に対応するため、対策は強化されると、啓蒙されています。
このスポットでは、10月11日まで全国自宅隔離対策が母体となり、各州、各自治体が各地域の状況に配慮し、最善の対策がとられると発表されています。地方では感染件数が急激に増加しており、人の行き来を規制するレベルで最悪のフェーズ1を示しており、各地の医療機関の応対体制が崩壊の危機の瀬戸際にあります。
全国で外出禁止に続く自宅隔離、移動に関する規制やコントロール策が講じられ、もはや6ヶ月が過ぎました。アルベルト・フェルナンデス大統領はパンデミックに気を緩める事はできないと述べ、この状況下、南米諸国の中でアルゼンチンは感染に関して善戦していると際立たせました。また、フェルナンデス大統領は “パンアメリカン保健機構はCovidはアメリカ大陸で感染拡大となっており、長引くコロナ禍、住民に引き続き油断をしないよう注意を促している。私達も気を引き締めて行かなければならない。” と語りました。
日本語訳・ナレーション:植田敬子
制作:シルバーナ・アベジャネーダ
ウェブサイト:フリアン・コルテス