短波ラジオ受信情報です。
8月7日、アンドラ・ラジオ開局82周年記念特別番組が 周波数6.180 kHz UTC時間17時から20時までオーストリアのMoosbrunnの送信機経由で放送されます。“Aqui Radio Andorra !”の有名なアナウンスで知られます。
ウェブサイトwww.aquiradioandorra.comでもお聞きいただけます。
1981年3月26日最後の放送が行われ、1984年再放送の試みが行われましたが、3ヶ月間の試行錯誤を経ても残念ながら、実現していません。
ドイツのノーエンの送信機経由でオランダのスタジオTel Star Radio International周波数6.045 kHz, 49メーターバンド UTC時間11時から14時まで 出力125Kwでヨーロッパ西部へ向けて英語とダッチ語番組が放送されています。
ウズベキスタンの海賊版ラジオが北朝鮮へ向けて Nippon no Kaze を毎日 周波数5.845 kHz、Tashkentの送信機経由で, UTC時間17:30から18時まで放送されています。
同じくウズベキスタンより、非公式放送局イラン・インターナショナル・ラジオ、周波数9.930kHz、UTC時間16時から02:30まで 出力100 kWでアジア西部へ向けてファルシ語番組が放送されています。
次いでペルーのニュースです。
イキトス市のカソリック教会本部は先住民族コミュニティーの少年・少女達に太陽光発電ラジオを届けるため、 ‘Go Fund Me’ と ‘PayPal’ を通じオンライン募金を募っています。
ラジオを組み立てるため25世帯の家族が参加し、去る6月まで、1.200台のラジオが完成され、40の先住民族コミュニティーに届けられました。7.000台のラジオ完成が目標とされます。
僻地の世帯のための雇用創出を行い、少年少女にリモート授業を可能にするこのプロジェクトは‘Radio Gladys Palmera’, ‘Radical Sounds Latin America’, ‘Asociación Zambo Cavero’, ‘Club Coco’ y ‘Voodoonight Mx’など様々なラジオ放送局より協賛を受けてオンライン募金は行われています。
イキトス市のカトリック教会のミゲル・フエルテス神父は善意の寄付を施す全ての人々に感謝を捧げると語ります。
コロンビアに移りましょう。
サンタ・マルタの新しい放送局RADIO HOYが稼働し始めます。デジタル放送に重点が置かれ、毎日のニュースを届けます。
去る7月29日が放送初日で、コロンビア元大統領のアルバロ・ウリベ・ベレス氏、 東京オリンピックに重量挙げで参加したメルセデス・パスさんが東京より番組出演、また元閣僚でラテンアメリカ開発銀行総裁として着任したばかりのセルヒオ・ディアスグラナードス氏のスペシャルゲスト勢が出演しました。