さる月曜日ブラジルのパウロ・ゲデス経済大臣はブラジルは南米共同市場Mercosurより身を引くことはないと述べ、イデオロギー的に利用されてはならない」と注意を促しています。
「アルゼンチンは“南米共同市場は見ての通りだ。去る者は追わず。”と言った。それに対するブラジルの答えは“南米共同市場は革新される。不都合に感じるものは退場しても結構”だ。」というゲデス経済大臣のオンライン会議での発言がロイター通信社により引用されました。
アルゼンチンとブラジル以外にもウルグアイ、パラグアイで構成される南米共同市場Mercosurの本年度の議長国を務めるブラジルは、経済共同体としての関税を徐々に引き下げることを提案しており、パラグアイとウルグアイの合意を得ていますが、アルゼンチンは反対の意を表しています。
そこでのゲデス経済大臣の、合意に至らない場合は、“不都合に感じるものは退場しても結構”だとのコメントとなっています。