さる土曜日、アルゼンチン各地でスペイン語ロックのアイコンとよばれるミュージシャン・Charly Garciaさんの古希が祝われました。 主要なイベントはブエノス・アイレス市内で行われました。まずはキルチネル・カルチャー・センターで多数のアーティストやミュージシャンがDemoliendo Hoteles, Los Dinosaurios や SeminareなどCharly Garciaさんの名曲を演奏・歌っていたところ、Charly Garciaさんがサプライズで舞台に上がり、集まっていた観客を喜ばしました。     その後、市内のコロン劇場でアルゼンチン・ロックの著名なシンガソングライター、フィト・パエスさんが、クラシック音楽にも精通するCharly Garciaさんの作品のシンフォニック・バージョンを披露しました。 アルゼンチン外務省も祝賀イベントの一環としてCaetano Veloso, Silvio Rodríguez, Joan Manuel Serrat, Jorge Drexler, Rubén Rada, […]

アルベルト・フェルナンデス大統領は今週末イタリア・ローマで開催されるG20サミットと11月初めスコットランド・グラスゴーで開かれる国連気候変動サミットCOP26に参加するためアルゼンチンから発ちました。 テラン通信社によると、G20サミットでフェルナンデス大統領は、先進国の債務クライシスにより生じると見られる、世界的危機状態から、国際債務再建のため債務国を保護するマルチラレラルの問題解決の枠組み構築の必要性を説きつづけると見られます。 アルゼンチンには2022年に債務元本の178億ドルと2023年には188億ドルの返済期限が迫っており、マルティン・グスマン経済大臣はマウリシオ・マクリ前大統領政権下 発生した441億5.400万ドルの債務を厳しく批判しています。     ローマG20サミットの後、フェルナンデス大統領はスコットランドのグラスゴーに移動し、11月1・2日開催される国連気候変動サミットCOP26に参加します。 フェルナンデス大統領は炭素中立へむけて長期的ストラテジーを発表すると英国のアロック・シャルマCOP26議長とのビデオコンフェレンスで伝えました。世界でも類を見ない多額の債務に苦しむアルゼンチンは2050年に向けて炭素中立を達成する意気込みを伝えます。

これまで全国で120万人を超える3歳から11歳までの少年・少女に新型コロナウィルス感染症予防ワクチンが接種されたとアルゼンチン保健省は発表しました。 10月10日と11日、少年・少女接種用に中国のSinopharm社のワクチンが200万回分届きました。       カルラ・ビソッティ保健大臣はワクチン供給に問題は無いので、1回目と2回目の接種の間の待機期間は1ヶ月未満で行われると発表しました。