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禁固刑6年・永遠公職追放

 

 

第2連邦口頭裁判所はこの火曜日、公的資金不正流用の罪で、クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル副大統領に禁固刑6年と永遠公職追放を言い渡しました。 法務省はこの判決は「2023年に行われる大統領選挙のため間近に迫っている選挙運動に関与していることは必然である」との声明を発表しました。 そして「この裁判では公正な裁判を受けるための権利が冒涜、侵害され、行われる大統領選挙で、副大統領の出馬を阻み、市民の選ぶ権利をも阻止する意向が明らかだ」と続きます。 「判決文と裁判は刑事的責任の所在を明確にする不動の証拠と被告側の弁護の権利を完璧に保護して初めて合法であるといえる」しかし、「捜査と汚職立件の大義名分のもと、法治国家にとって不可欠な憲法により保護されている原則、推定無罪、弁護権利や客観性などがすべて検察側により侵害され、下された判決となった」と指摘します。 法務省は今回の判決について、「我が国におけるlawfare(ローフェア)の集大成であり、選挙活動における権利を抑制し、政治スケジュールと世論を抑え込み、司法による反共和国体制的行動である」と強調します。 そして「この判決が社会に多大な影響を及ぼすことを考慮して、人権庁を通じて司法を司る最高裁に民主主義体制と司法業務の正当性を保護することを求める」とし、「法治国家の存在が危機に脅かされており、選挙活動をも脅かされている」と訴えています。 なおアルゼンチン時間午後6時20分、UTC時刻21:20に副大統領は自身のユーチューブのチャンネルで、判決について約1時間にわたり反論し、自身は「権力のペットにはならない」司法を「司法党」、「マフィア」とこき下ろしました。        

12月6日(火)番組          

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