最初にフランスのイソドゥンの送信機経由で放送されている海賊版ラジオの受信リポートをご紹介します。
BRB Denge Welatラジオ: UTC時間0230ー0530 周波数9.525kHz 出力250kW;UTC時間16-21 周波数11.530kHz 出力250kW、両方ともクルド語番組;
エチオピアへ向けて Dimtse Woyaneラジオ: UTC時間0400-0500 周波数11.620 khz 出力250 kW ティグレンニャ語番組;UTC時間1600-1700、周波数17.870 khz 出力250 kW、ティグレンニャ語番組;
ナイジェリアへ向けて インターナショナル・ラジオ:ハウサー語番組 UTC時間0700-0800、周波数13.710khz、出力100 kW;UTC時間1600-1700、周波数15.285khz 出力250 kW
エチオピアのティグレイ地域に向けて Radio Tigray Media House Dimtse Tigray:UTC時間1530-1600、周波数7.545kHz 出力150 kW ティグレンニャ語番組;水曜日と土曜日限定で“Dimtse Wegahta
Tigray”とアナウンスされます。
次いでラテンアメリカ諸国のニュースに移ります。
ボリビアのニュースです
ベニ地域のボルハノの農民の声ラジオ、ジャニン・アニェス前政権下閉局されていましたが、再び開局となりました。
就学児童らのリモート授業のため、またコロナ禍に関する情報を放送する重要なラジオです。
ペルーのニュースです
全国の79,5%の住民が毎日ラジオを聞き、93,7%の住民が最低週に1回はラジオを聞いているとラジオアンケートの結果が報告されています。1.690万人の人々が1日平均3時間57分ラジオ番組をきいており、1週間を通じて1.990万人の人々が23時間27分ラジオを聞かれていることになります。
その大半の人々がラジオ機体、またはカーラジオをつけて聞いており、携帯、PCと続きます。首都のリマ市では携帯やPCやラップトップでラジオを聞く人がほとんどです。
メキシコのニュースです
メキシコ中東部に位置するトラスカラ市にあるラジオ博物館がオープンします。メキシコのラジオの歴史が一覧できる博物館です。
ラテンアメリカより南アフリカに移ります
南アフリカ・ラジオ放送局は4月1日付けで621人の従業員を解雇しました。ラジオ経営を維持するための人員整理解雇と発表されています。
これからは全てのプラットフォームで放送するラジオ、南アフリカで使用される全ての言語に対応するラジオが目指されます。
次いでヨーロッパに移り、フランスのニュースです
国際フランス放送の短波放送ラジオは、ラテンアメリカ圏とカリブ海諸国の30歳以下のジャーナリズム学科を専攻している若者を対象にした“スペイン語リポート賞”を開催します。6月11日に“パリーアメリカ”番組で受賞者が発表されます。
3月11日から5月21日まで、それぞれの大学に、国際フランス放送のEメールpremio.reportaje@rfi.frまで候補者を挙げ、考えているリポートについて送るよう、呼びかけられています。
国際フランス放送のジャーナリストが審査員となり、最優秀者に賞が贈られます。
賞は国際フランス放送スペイン語部門での4週間のインターンシップ、生活費すべて込みで、練っていたリポートの実現となります。
スペインのニュースです
歴史家ホセ・エミリオ・ペレス・マルティーネス著の書籍“ラジオと女性(1960ー1975)”が刊行されます。
1960年から1975年までのスペインのラジオ状況とその中で女性が果たした役割について描かれた書籍です。
テレビとラジオが共存し始めた時期で、特にスペイン国営ラジオ放送局に焦点が当てられました。
ラジオで働く女性やラジオリスナーとしての女性について書かれています。